本文へスキップ

どんな打楽器があるのか知っておけば売買もスムーズです。

可愛らしい打楽器

フィンガーシンバル

可愛らしい打楽器 写真

フィンガーシンバル(Fingercymbal)は指に装着して演奏するシンバルで、大きく も重くもないことは演奏方法からも予想ができるでしょう。 通常のシンバルは14〜20インチあるのに対してフィンガーシンバルはたったの 2〜3インチしかなく、軽々ともちあげることもできる楽器です。 親指と中指に紐を通して打ち鳴らすのですが、もしもライドシンバルのサイズ だったらそんな真似は相当なマッチョでなければ不可能です。 成人されていれば女性でも楽々扱えるサイズなので安心してください。 小さいので楽器屋さんで購入したらそのまま持ち帰ることも簡単ですし、配達して もらおうとするのを躊躇うほどでしょう。 徒歩でもたいして負担にならない重量ですし、電車に持ち込むことも全く問題には ならず、ポケットに入れて自転車で運ぶこともできます。 条件の良いショップで買取してもらおうと何軒もハシゴするのも全く苦にはならず、 納得できるまでより高価買取してくれるお店を探すことができる楽器です。 ですがこれを専門に演奏する人は少数でそれほど流通量も多くはありませんし、 需要も決して高くはないのであまりいい値段はつかないかもしれません。 カスタネットのように演奏する盛り上げグッズ、と認識しておいてもいい楽器 ですし気合を入れて中古品を処分しようとすると肩透かしを食らうかもしれません。 何かのイベントで使えるかもしれませんし、無理に処分しないで引き出しの奥 にしまっておいてもいいかもですね。



トライアングル

誰でも知っているし触ったこともあるトライアングルは、シンプルな打楽器で 演奏もそれほど難しくはありません。 一応説明すると金属製で三角形をしており、紐でぶら下げて棒で叩きます。 小学校の音楽の授業でも習いますし、記憶力が著しく悪い人でなければ演奏する ことができるのではないでしょうか。 幼い学生に習わすのだから初心者向けで奥深くもなんともない楽器と思われている かもしれませんが、オーケストラだってトライアングルを担当している人はいます。 プロのトライアングル演奏者もいるのですから、簡単に見えても底は浅くはなく、 やりこめばどんどん上手に音を出せるようになる楽器なのです。 打楽器にはよくあることですがギターやベースのように音を調整するチューニング はできない構造になっています。 音に変化を付けたければ叩き方を変えるなど、自分の腕でなんとかするしか方法 はないのでそのへんは練習あるのみです。 根本的に音質を変えたければ違う材質のトライアングルを使う、サイズを変える、 といった方法になりますので、曲によって複数を使い分ける奏者も多いです。 なので中古品を手放すことも少なくあまり使用済みのトライアングルが販売される 機会もないと思われます。 楽器の寿命も長いですし、買取される回数は少ないのかもしれません。



トライアングルの演奏

音を出すだけならとっても簡単なトライアングルの演奏ですが、正しい演奏法は ありますので軽く解説しておきましょう。 打楽器なので何で叩くのかが気になるところですが専用の棒、ビーターと呼ばれる 金属製の棒でトライアングル本体を叩きます。 本体を手に持ちながらですと振動がすぐに止められていい音が持続しないので、 紐でぶら下げて叩くことになります。 ビーターがぶつかった瞬間から長時間高音を発し続けるのがこの楽器の特徴で、 そのまま放置しておけば一分近く鳴り続けることもあります。 演奏する曲によっては途中で音を止めるために手で触れて消音させる技術を使ったり、 最初から手で押さえながらビーターで叩くこともあります。 この手を使ったミュートこそがトライアングル演奏の肝になり、ただ叩くだけでは なく出力した音を操作するのがプロのトライアングル演奏者なのです。 ある時はそのまま叩く、またある時は手でミュートしながら叩く、と曲の中でも 使い分けることが出来るようになって、ようやく一人前です。 単純な仕組みのようですが自由自在に演奏できるようになるまでにはかなりの修練 を積むことになるでしょう。 持ち運びの出来るサイズですし、プロを目指すのならどこにでも持参して暇さえ あればレッスンする癖をつけましょう。



バナースペース